Windows 10の無償アップグレード期間は2016年7月29日までです。
アップグレードした方がいいかどうか聞かれることがまだまだ多いです。
「アップグレードできない理由がなければWindows10にした方がいい」と答えています。
その理由はセキュリティ面にあります。
Windows7は発売開始からかなりの期間が経過しそのセキュリティ機能は解析され、マルウェアの被害にあいやすくなっています。
Windows10は発売間もないのでセキュリティ機能がまだ解析されつくしていないこと、Windows7や8、8.1にはなかった新たな機能も搭載されています。
特に不正なコードの実行においては大きな違いがあると思います。
ではアップグレードできない理由とは何かですが、
・メモリが足りない
メモリが2GBしかないPCはWindows10にしない方がいいです。
Windows10はバックグラウンドで動くプログラムが多量のメモリを消費します。
PCの動作を速くするためのプログラムが逆にPCの動作を遅くすることになります。
・2012年以前のPC
ザクッとした線引きですが、2012年以前のPCのスペックではやはり動作が遅くなることが想像できます。
このクラスになるとWindows7でも動作はかなり遅いと思うのですが、動作以外にも不具合が出る可能性があり見送った方がいいです。
・専用ソフトを使っている
OSを変更するときについて回る問題ですが、専用ソフトがWindows10に対応しているかを前もって調べておく必要があります。
以上3点に該当しなければWindows10にアップグレードした方がいいと思います。
アップグレード前の注意点として、ユーザー名とパスワードの確認が必要です。
パスワードを無しで使っている人も多いと思いますが、ユーザー名が分からないとログインできません。
日ごろ意識していないので、アップグレード前に確認してください。
また、キーボードが使えなくなることがノートPCでたまにあります。
NECやTOSHIBAで実際に経験しました。
その場合は元のOSに戻して使うしかありません。
Windows10にアップグレードしてもセキュリティソフトは必要です。
最近は安価になったので、無料にこだわらず有料の製品を使っていただきたいです。
データがなくなることは今まで経験が無いですが、メールで不具合がでることがあるようです。
最終的には自己責任になりますので、ご理解の上アップグレードしてみてはいかがでしょうか?
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