当社のコピーの後ろ半分が「経費をもっとスマートに」というフレーズです。
この「スマート」という言葉に込めた意味は、当然経費をスリムに、減らすという意味がありますが、もう1つ別に「賢く」経費を使う、コントロールするという意味もあります。
売上を増やしても利益が増えるかどうかは分かりませんが、経費を減らせば利益は確実に増えます。
しかも利益は売上の数%~2割程度ですので、経費を減らすということはその十倍くらいの売上を増やすことと同じと言ってもいいかもしれません。
そういう風に感じることができれば、社員自らが経費削減を実行するようになると思います。
民間企業の場合は経費と投資の境界があいまいです。
業務効率を上げるために新しいシステムを導入したら投資ですが、ずっと使って保守費用が嵩んでくると経費扱いになります。
パソコンやコピー機もそれがあることによって、凄く便利になっていますが、いまや当たり前のことなので買い替えにはみなさん慎重です。
でも上のような例は経費というよりも投資と考えるべきですね。
この投資に対していくらのリターンが見込めるかという考え方が大切です。
そうすると投資するかしないかを冷静に判断できます。
顔見知りの親しい営業マンに頼まれても、高いもの、いらないものにはノーと言えるようになれば好循環が始まります。
会社の大きさに関わらず、経費を減らすためにできることは大差ありません。
電気代など水道光熱費を減らすか、消耗品代を減らすか、人件費を減らすかなどですね。
大阪府や大阪市では人件費を削減して、そのお金で別の事業を始めたりしてますね。
元々の給料が高いとはいえもらっている人はそれで当たり前と思ってますから、人件費を削除するのは大変だと思います。
中小企業ではおそらく元々の給料が高くないため減らす幅がほとんどない会社さんも多いことでしょう。
自ずと、電気代や消耗品代を減らすことになります。
経費を減らすために無理を強いられることも少なくないと思います。
良くあるのがエアコンの設定温度を高め(低め)に設定する。
そうすると社員は暑い中(寒い中)で仕事をすることになり、集中力が落ちる=効率が悪くなるのではないかと思います。
またはコピー用紙の裏面にも印刷する(=裏紙と言われています)ことも多くの事業所でやられていると思います。
こちらは仕分けや紙詰まりなどで作業が増えて、逆にコストがかかると多くの方がおっしゃっています。
それでも見た目の節約感を感じることができるので、経営者の中には裏紙の使用を強要される方が多いようです。
多くの企業では、エアコンの設定温度を変えることなく光熱費を下げるための機器やプランを用意しています。
もちろん当社でも扱っています。
また裏紙を使うならば、より安いコピー用紙を使用するようにする。
そしてコピー用紙代よりも数倍高い印刷コストに目を向けるべきです。
スマートに、無理なく、仕事の効率を落とすことなく経費の削減をしてみましょう。
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