EPSONのビジネス用インクジェット複合機 PX-M5041F を使っている人も多いと思います。
これがなかなかの曲者で、表を印刷したら罫線がズレるのは当たり前、一度ズレるとギャップ調整を何度しても直りません。
諦めて放って置いたら勝手に直ったり、またなったりということで表の印刷を諦めました。
請求書を出すためにわざわざ罫線の入った専用用紙を使ったり、USBメモリに保存してセブンイレブンのXeroxで印刷したりとだましだまし使ってました。
ところが今度はインク詰まりです。
EPSONのインクジェットはこれがあるんです。
そして直らない時はずっと直らない。
ヘッドクリーニングをすればするほどどんどん出なくなる。
最終的にマゼンタはノズルチェックで全く出なくなりました。
「よし、もう捨てよう!」と思ったのですが、どうせ捨てるなら思い切ったことをしてみようと言うことで、台所用洗剤を使うことにしました。
以前見たブログで、それはCanon製でしたが、ヘッドの詰まりを取るために分解して、洗剤を溶かした水の中に数時間付けておくということがありました。
洗剤でインクが溶ける!と短絡的に考え、でも分解するのは面倒、どうせ捨てるのだし、直接洗剤を入れてみようと思いつきました。
左の図の丸い部分からインクが出るので、ここに洗剤を一滴垂らしてインクをセットします。もう一度外してまた一滴垂らしてインクをセットします。
インクを交換した後は試しに赤が多い原稿を印刷しました。
これまではほぼ黄色で印刷されてましたが、なんと!赤が半分くらい帯状に出ています。
印刷品質を最高にきれいにしてもう一度印刷すると、まだ帯状ですが、赤の割合が増えています。
ここぞとばかりにヘッドクリーニングをしたのですが、それ以上良くなることはなく、やはりこのままでは使い続けにくい状態です。
そこで2回目の洗剤投入です。
一滴ずつ2回インクをセットして、再度印刷。
すると何と言うことでしょう。綺麗に赤が印刷されてます。
この先いつまで使い続けられるかは分かりませんが、とりあえずこのまま使ってみます。
マゼンタがきれいに出るようになったら、今まで気にならなかったシアンが薄っすらと帯状になってます。
調子に乗ってシアンにも洗剤を投入して壊してしまうのは嫌なので、こちらはもう少し様子を見ることにします。
ちなみに私が使っているのは純正インクではありません。
「純正を使わないからダメなんだ!」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、私の言い分としては「純正を使ってても罫線はズレるし、インクは詰まる。ヘッドクリーニングで数千円無くなる。」こんなことを何度か経験したら純正なんて使わなくなるでしょうということです。
私はマゼンタにトータル4滴で完全復活しました。
洗剤はトップバリューのものです。
苦情は一切受け付けません。
くれぐれも自己責任でやってください。